熊本県内初、プロ野球チーム創設へ 来春の始動めざす

 熊本県内初となるプロ野球チームの創設へ向けた動きが進んでいることが7日、分かった。「熊本県民球団」(仮称)で、独立リーグの球団として野球による地域活性化を目的に掲げる。食品スーパーの鮮ど市場(熊本市)と住宅メーカーのシアーズホーム(同)が、2019年11月に計999万円を出資して球団運営会社を設立。21年春には複数チームによる新設の「九州独立プロ野球リーグ」で公式戦を始める計画だ。

 県民球団は、鮮ど市場が運営する日本野球連盟(JABA)加盟の社会人チーム「熊本ゴールデンラークス」が母体となる。選手は約30人で、同じく鮮ど市場が運営するJABA加盟の「鮮ど市場」からの移籍や今秋のトライアウトでの新規獲得も想定。日本野球機構(NPB)のプロ球団入りを志す若者にプレーの場を提供するとともに、少年野球教室など地域貢献活動にも力を入れる。球団名は公募する。


https://this.kiji.is/664634490488669281?c=92619697908483575

 熊本ゴールデンラークスがプロ化みたいな話は確かに去年あったが、第一報だけで頓挫する話でなくて良かった。

 特にアマチュアの企業チームとして活動実績のあるクラブがプロ化(厳密には単純にチームがそのままプロになるという形ではないようだが)というパターンが実現して欲しいと前から思っていたので興味深い。

 また熊本ゴールデンラークスは企業チームというものの理想的な形を体現してきたチームなので既存のインディーズ球団との違いみたいなところも見せてほしい。彼らの活躍については随分前の著作だが以下に詳しい。

都市対抗野球に明日はあるか―社会人野球、変革への光と闇 - 横尾 弘一
都市対抗野球に明日はあるか―社会人野球、変革への光と闇 - 横尾 弘一

 ただ、独立リーグなどというものをこれ以上増やさなくて良いとも思う。理想は四国アイランドリーグを「西日本アイランドリーグ」に拡張。四国の4球団で四国地区、広島の三軍、岡山、山陰、山口で中国地区(広島のファームは山口が本拠地なのでいじる必要ありか)、ソフトバンクの三軍、熊本、大分、他1県で九州地区という具合に。

 それでも新リーグを興すのなら、関係者は既存のリーグが苦しみながら運営されている現実を目の当たりにしているわけだから、独自のやり方と言うかビジョンを持っている筈で、例えば九州内の他企業を巻き込んだシングル・エンティティ方式なんかで、企業チームの利点とか体裁を保ちながら事業として収益を上げる形を確立できたら画期的な事だ。

 こういう動きが出てきたのは注目すべき事なのだけど、裏を返せばそれだけJABAという組織が旧態依然としている、という事でもあるように思う。熊本の試みが上手く行き、そこから企業チームの「緩やかなプロ化」が進み、「もうひとつのプロ野球」と言われるものの存在がもっと強固なものになればと思う。

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