非野球もの/バンクリーグ観戦記

 バンクリーグは、とある自転車競技チームのGMの人が提唱した、自転車の新しいトラック競技らしい。今年から全国の各競輪場で何度か開催され、先日、宇都宮競輪場で今年最後の開催があったのを下記チャンネルで観戦した。

https://sportsbull.jp/live/bankleague/
https://www.youtube.com/channel/UCrHZZRSg-w56TwRVFsVaeCQ

 参加しているのはロードレースのプロチームで、エキシビジョンとしてマウンテンバイクのチームなんかが行う事もあるらしい。1チーム4人、計8人のチーム戦として行う。

 トラックを何週かするのだが、1週おきに「ポイント周回」があって、そのポイント周回において1着となった選手がいる方に1ポイントが与えられ、先に3ポイントを獲得した方が勝ち、というもの。

 というわかりやすいルールだが、スプリント、ポイントレース、競輪、そしてロードレースの良いとこどりをしているようで結構奥が深い。またポイントレースのようにパッと見状況がわからないという事もなく、興行として行うのに向いている。一度の開催で4チームが集結し、総当たりでレースを行い優勝を決めるのにちょうど3時間程度に収まるのも上手くできている。

 競輪の「ライン」もレースの途中まではチームと言えるが、バンクリーグは明確にチーム戦。だから普段からチームで走っているロードレースの選手にとってはロードレースをバンクという小さい空間に思いっきり濃縮したような感じなのではないだろうか。お互い相手チームの中の誰が「行く」のか、誰が「フェイク」なのか。その腹の探り合いが中々面白い。

 画期的だと思うのは、近年野球とかサッカーとかバスケなどプロスポーツが取り組んでいる「観戦を楽しむ」という、いわゆるボールパーク的な楽しみ方を「競輪場」に持ち込もうとしているところか。特にバンクの「内側」で観戦できるというのは中々楽しそうだ(確かいわき平競輪場は普段からそれができた気がする)。

 日本人になじみのあるトラック競技というとそれこそ競輪しかなく、競輪場は文字通り賭博場と見られているわけだが、老若男女が集まる「スタジアム」に変貌すればそれは競輪にとってもメリットがあるのではないだろうか。250Mバンクで開催できるのか知らないが千葉ドーム競輪場での開催にも興味がある。

 希望としては、開催を増やして欲しい事と、トラックを走るのならピストレーサーで走って欲しい事か。言っては何だが迫力が違う。また地元(都道府県)の競輪選手会でもチームを組んで参加できないだろうか。異種格闘技のようで面白いし、普段博打の駒として走る彼らの、アスリートとしての矜持も見たい。1チーム3人、3チームの巴戦というのも見てみたい。

 そして、東京ドームで開催する事。地下に埋められたバンクが日の目を見るキッカケに、バンクリーグがなってくれたら嬉しい。

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